まめそだて

初期流産を経て、2018年10月に長男を出産。2021年8月、長女誕生。全く仕事に活かしていない2級FP技能士。妊娠中・産後・育児のあれこれ、感じたことや日常役立ったことを綴る雑記ブログです。

出産前に認可外保育園に申し込みをした理由

当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

f:id:mamesodate:20181015194610j:plain

こんにちは、まめこです。

 

妊娠38週も過ぎましたが、全然ベビーさんは生まれてくる気配がありませんw多少お腹が張るようになってきましたが・・・

まあでも、長くてもあと2週間くらいでご対面ですね。楽しみです!

 

さて、まだ生まれてきてもいないのに、来年度の認可保育園の申込みは始まりまして、保活シーズン真っ只中です。

そんな中、出生前ですが認可外保育園の利用申込みをしてきました。

何を考えて、認可外保育園を申し込むことにしたのか、備忘録を兼ねてまとめます。

 

認可外保育園を申し込むことにした理由

保育園を探すなら、まず認可保育園が一番の選択肢にはなると思うのですが、それでもあえて認可外保育園を申し込むことにしたのは、認可保育園にはない融通の利きやすさが大きいです。

まだ子どもが生まれておらず、子どもと一緒の生活がイメージできていないからこそ、その融通の利きやすさにメリットを感じました。

ここでいう融通の利きやすさとは、大きく2つあります。

枠を抑えておけば確実に入れる

認可外保育園にも、入園は抽選というところもあるかとは思いますが、先着順で入園枠を抑えておける園の場合、申し込んでおけば確実に「預けられるところがある」という状況を作れます。

認可保育園は、どうしても自治体に申し込み、あとは運頼みなので、保育園に入れるかどうかは分かりません。

子どもが生まれた後、仕事に復帰したいと思った時、預けるところがなければその選択肢を取ることができません。実際に子どもが生まれたらどうなるかは分かりませんが、いざ選択をする時に少しでも選択肢を狭めないで済むように、認可外保育園を手札に加えておこうと思いました(一応、認可保育園にも申し込む予定ですが、厳しい見込みです)。

すぐに復職しなくていい

認可保育園に申し込む場合、年度途中での入園は難しいので4月入園を目指すことになります。そして、仮に入れた場合、4月中に復職しなければなりません。

うちの場合、出産予定は10月末頃。多少ずれる可能性があるとして、4月の時点では満5ヶ月になるかならないかです。

先ほど「仕事に復帰する選択肢をなくさないで済むように」と書いておいて矛盾するようですが、5ヶ月の時点で復職したいかと考えてみると、YESとはっきり答えられない自分がいます。

赤ちゃんもまだ小さいし、初めての育児なのでどんな状況なのか想像できない。そして、自分自身の体力がそこまで戻っているか分からない。いきなりフルタイムで戻れる自信が、正直ありません。

 

一方で認可外保育園であれば、復職は必須ではないため、コストはかかりますがいきなり4月から週5日で通園せずとも、子どもと自分のペースで少しずつ通園するという選択肢も取れます。

それに、保育園に通い始めてしばらくは子どもが風邪をもらいやすく、復職しても結局ほとんど仕事を休んで・・・と苦労しているお母さんをたくさん見てきました。私の会社はワーキングマザーが多く、「最初の数ヶ月の辛抱だから助け合おう」という空気がありますが、それでもやっぱり苦しいんですよね。。。

それなら、認可外保育園で時間をかけて少しずつ預けて慣れてから復職したほうが、子どもにとっても自分にとっても無理せずに済むし、会社にとっても良いかもしれない、と思いました。

そういえば、会社に妊娠を報告した時、人事から同じようなことを言われた気がします。

認可外保育園を申し込むまでにしたこと

認可外保育園への申込みを選択肢に入れることにしましたが、保育園は大事な子どもを預けるところ。情報収集が欠かせません。

申込み前には、役所で保育園のリストを入手し、保育園の見学をしました。

役所に出向いて保育園の情報収集

申込みが始まる秋頃になると混雑するので、まだ仕事をしている7月のうちに、午前の仕事を休んで役所に出向いて情報収集をしました。

役所で説明してくれるメインの部分は、認可保育園のことになりますが、そのほかの保育園にどういうものがあるか、それぞれの違いなどの制度面も教えてくれます。

また、横浜市の場合ですが、認可外保育園も含めた保育園のリストを貰えました。ろくにホームページの情報もない園もありますので、リストアップされているのはとても助かります!

このリストで保育園の所在地を見ながら、申込み候補にする認可・認可外保育園をピックアップしていきました。

認可・認可外を含め、複数の保育園の見学

産休に入ってから、認可/認可外、どちらも含めて複数の保育園を見学しました。

認可保育園も見学したのは、それぞれの保育園の違いが、私にはよくわからなかったからです。

両方見ておくことで、「絶対に認可保育園がいい!」と思うか、「認可外保育園でもいいな」と思うか、まず見学してみて判断しようと思ったのです。

 

両方見学してみた結果として、「認可とか認可外とかそういうくくりじゃなくて、保育園ごとに全然違った」というのが正直な感想です。

一口に認可保育園といっても、延長保育の仕組みとか、給食をどこで作るかとか、園庭や施設の大きさなどは全然違います。

認可保育園には設置基準があるので、ある程度のラインはすべての保育園でクリアしているのですが、そこから先の部分は本当にまちまちでした。

認可外保育園となると、さらにまちまちです。あえて認可外として、自由な方針で運営している保育園もあります。

 

両方とも見学してみて、全部が理想通りの保育園はないな、と思いました。それぞれ、良いところと、ほかの保育園のほうが優れているところとあります。いくつか保育園を見学することで、自分にとって優先順位が高い項目が見えてきました。

また、保育園の雰囲気がそれぞれ全然違ったことも驚いたポイントです。相対的には、認可外保育園のほうが、自力で集客しなければいけないためか、丁寧に説明してくれますし、保育の状況も細かく見せてくれたように思います。

私としては、「認可にはこだわらなくてOK」「ここがいいなと思う保育園に通わせたい」という判断になりました。

そして、見学の中で、「ここなら預けたい!」と思う認可外保育園があったので、そこに入園申し込みをしました。

認可外保育園はよくない?

認可外保育園に預けることについては、認可保育園と比較して相対的にデメリットもあります。

ただ、それをマイナス点ととらえるかどうかは考え方次第だと思いますので、よくいわれる「費用面」「施設面」「安全面」について、私個人の考えを書いてみます。

費用は認可と変わらないか安いこともある

これは本当に、家庭の状況と自治体によって全然違うと思いますので、あくまで我が家の場合です・・・

横浜市在住の我が家の場合、私が前年はまるまる働いていること、今年も9月まで働いていることから、認可の利用料は7万円を超える見込みでした。

 

一方で認可外の保育料はというと、保育園が独自に決めるのでピンキリです。

高いところは10万円を超えていましたが、7万円以下のところも多く、我が家の場合、認可外保育園に預けると高い!とは一概に言えない状況でした。

というか、0~2歳の期間に限っては、認可外のほうが安い場合も結構ありそうでした。

3歳以上に関しては、来年から認可保育園は無償化するので、認可保育園のほうが費用面では有利になりそうです。

施設は小さいがその分利便性が高いケースもある

施設面については、やはり認可保育園のほうが恵まれていることが多いと感じました。認可保育園のほうが、園庭があったり、園舎が広かったりします。

ただ、都市部だと認可保育園でも園庭がない保育園が増えているようですし、見学に行った認可保育園で「園庭はあるけれど、十分な広さではないので、毎日近くの公園にお散歩に行っています」と言っているところもありました。

園庭がない認可外保育園でも、毎日公園に遊びに行ったり、夏はベランダや駐車場の一角で水遊びをしているというところがほとんどでしたので、その点ではあまり認可保育園と認可外保育園で違わないのではないか?と感じました。

 

ある認可外保育園では、「園が小さい分、目が届くし、すぐに手も届く」と言っていました。これも、考え方によっては小さいことがメリットといえる例かと思います。

面積が小さく教室が細かく分けられない分、大きい子のクラスは縦割り保育になっている認可外保育園もあります。様々な年齢の子と接することができる機会ともとらえられますね。

また、必要な施設要件が緩い分、認可外保育園のほうが駅前などの通わせやすい立地にあることも多いです。

 

施設面については、認可だから十分/認可外だと不十分、と一概に言えるわけではなさそうだったので、実際に見学してみて、窮屈そうではないかをチェックしたり、外遊びはどこでするのかなどを確認するのが良いかと思います。

事故の心配について

先日も、認可外保育園で痛ましい死亡事故のニュースがありました。

認可保育園と認可外保育園とでは、保育士の配置基準も違いますし、実際の死亡事故発生率でも、認可外保育園のほうが高いのが事実だと思います。

この点については、私も不安に感じるところはあります。

 

ただ、認可保育園だからといって、事故が100%起きないというわけではありません。制度の違いではなく、園によってリスクの大小が異なるのだと思います。

親ができる最大の防衛策は、その保育園が、どのように事故防止策をとっているのか、しっかりチェックすることなのではないでしょうか。

特に、死亡事故につながりやすいお昼寝のチェックをどうしているかは、見学や説明会に行って、必ず確認したいところです。

 

今回私が申し込んだ認可外保育園には2回行きましたが、2回ともお昼寝の時間帯に差し掛かっていました。私の対応をしてくれる方とは別で、お昼寝中の部屋には常にスタッフの方が複数いて、誰もいないという状況にはならないようにしているようでした。また、5分おきの呼吸チェックに加え、乳児呼吸センサーも使用していると説明を受けました。

100%の保証はないですが、安全面については、認可だろうと認可外だろうと、自分で見たり聞いたりして納得できるかどうかを確認するのが一番重要なポイントだと思います。

 

まとめ:認可外でも認可でも保育園によって全然違うから、いいと思ったところがベスト。まめこの場合、それが認可外保育園だった。

以上のように、私は認可保育園についても認可外保育園についても情報収集をして、認可外保育園に出産前に申し込みをしました。

結局、認可でも認可外でも、本当に保育園によって全然違うので、どちらが良いのかは各家庭が何を優先したいかによるのだと思います。

我が家の場合、生後5ヶ月でいきなり週5保育にするのではなく少しずつ慣らしたいということ、引っ越しの予定があり4月の頭からいきなり通えるとは限らないことなど、希望や状況を正直に相談して、大丈夫と確認したうえで認可外保育園に入園の申込みをしました。

ある意味、認可外保育園のほうが、自分で入るところを確実に選べるという点で、優先したいものやこだわりがはっきりしている人には向いているのかもしれません。

 

色々迷うところはありますが、同じ保育園に通い続けなければいけないという決まりはないので(もう一度保活をしなければならないという大変さはありますが)、今、自分がベストだと思う選択を取ればよいのだと思います。

認可外保育園に預けて加点を稼いでから、認可保育園の入園を目指す方もたくさんいらっしゃいますし、一度でベストを狙いにいく必要もない、と思っておけば、少し気も楽になりますね。

※ただし確実に転園できる保証はないので、通い続ける可能性は考慮して、問題ないところを選ぶことは注意しなければなりませんね!

 

 

初の出産育児で分からないことだらけですが、少しでも生まれてからの不安を小さくできるように、出産前に認可外保育園を申し込んだ話でした。

子どもが生まれてから読んだら、全然違う考え方になっているかもしれませんが、その時はその時で、どうするか考えようと思います!